Study group経営とAIの研究会

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研究会概要

開催概要

日時:平成30年7月10日(火) 13:30~15:45
場所:経団連会館 4階ダイヤモンドルーム(南)
主催:特定非営利活動法人ビュー・コミュニケーションズ

趣旨

AIを用いた「日本の在庫を減らそう」実証実験事業を約五年にわたり実施し、大きな成果が出ることを示して参りました。
昨今、AIブームが過熱する一方、ビジネスプロセスや生産性変革の実像を十分描き切れない方々も多いのではないかと推察しております。いち早くAIの導入・普及に取り組んできた中で、AIに何が出来て何が出来ないのかを、お伝えする意義は大きいと考え、経営幹部の方々を対象とした「経営とAIの研究会」を開催することといたしました。

開催風景

1,開会

参加者 上場企業約110社

開会
開会

2,理事長挨拶

菅原郁郎 (トヨタ自動車取締役、元経済産業省事務次官)

理事長挨拶

3,来賓挨拶

経済産業省 多田 製造産業局長

来賓挨拶

4,発表Ⅰ 季節需要変動品の生産・在庫計画の自動化

日立化成株式会社 生産革新本部 吉野 主管技師長

  • ■T・AI導入成果(欠品を防ぎつつ在庫を削減)を発表していただきました。
  • ■生産能力調整(生産前倒し)機能組み込み型T・AIを実装しました。
日立化成株式会社 生産革新本部 吉野 主管技師長

5,発表Ⅱ スマートカンパニーの確立を目指して

THK株式会社 寺町 取締役専務執行役員

  • ■スマートカンパニーの確立を目指す一環として、受注生産を自動的に多層化し生産量決定ができるT・AIを導入しました。
  • ■「担当者T・AI」と注文書に記載したところ、取引様より「T・AI様をご紹介いただきたいのですが」との問い合わせが・・・。
THK株式会社 寺町 取締役専務執行役員

6,発表Ⅲ 日本初 最先端のFI(未来知能)への挑戦

株式会社カスミ 山本 専務取締役(U.S.M.H株式会社 ICT本部 本部長)

  • ■日々の取引データから、ただちに1年後のP/Lが自動生成されるFIは経営陣にとって重要です。
  • ■従来の10部門別粗利管理が500品種へと一挙に拡大精密化されることも魅力となっております。
株式会社カスミ 山本 専務取締役、U.S.M.H株式会社 ICT本部 本部長

7,発表Ⅳ データサイエンス教育現場への適用

滋賀大学 竹村 データサイエンス学部長

  • ■データは重要な経営資源ですが、データを分析し生かす技術がなければ宝の持ち腐れです。
  • ■この分野(データサイエンス)は欧米に比べ立ち遅れてきました。
  • ■社会人スキルアップ需要にも対応した大学院DS研究科修了過程立ち上げを平成31年に予定しています。
滋賀大学 竹村データサイエンス学部長

8,閉会

閉会

ビュー・コミュニケーションズから今後のT・AI、FI普及事業の方向性をご案内しました。

閉会

最後までご熱心に聴講いただきありがとうございました。